VCI SubItemのコンポーネントについて。
SubItemとは、VCIが持てるかどうか、縮尺可能かどうかなどの、基礎的なふるまいを定義するコンポーネントです。

SubItemとして使用したいobjectの数だけアタッチします。
動く必要のないオブジェクトでVCIスクリプトによる制御も加えないのであれば、SubItemのコンポーネントは不要です

チェックを入れるとアイテムをつかめる(Grab)ようになります。
また、つかんだ際にVCIイベント関数の onGrab() onUngrab() の実行が可能になります。

チェックを入れると両手でSubItemを持った状態でひっぱると、VCIの大きさを拡縮する事ができます。
Grabbableが有効な時に設定可能なオプションです。
拡縮時の限界値は下記の範囲内になるため、サブアイテムのスケールがこの範囲よりも離れている場合、拡縮時に瞬間的に大きくなったり小さくなったりします。

チェックを入れるとX,Y,Zの比率を維持した拡縮のみに制限します。
（全てのscaleが一様に変化する）

チェックが外れている場合はVCIをつかんでいる手の動きに応じて、VCIのX,Y,Zの各scaleが変化します。
例えば、Y方向に広げた場合はY方向のscaleのみが変化します。

バーチャルキャスト上でSubItemの引き寄せを実行した場合の挙動を指定出来ます。
チェックが外れている場合は、引き寄せることが出来なくなります。

GroupIDは以下のような仕様になっています。
詳細は GroupIDについて を参考にしてください。

• 初期値は 0 である。
• GroupIDが0同士の場合、所有権の変更処理は行われない。
• SubItemをつかむ(Grab)と所有権を得ることができる。
• 所有権を持っているユーザーのクライアントが物理演算を行い、他のユーザーはその結果を受け取って動かしている。
• つかんで所有権を得る際に、GroupIDが同じ他のSubItemの所有権がつかんだユーザーに移る

所有権をもったユーザーのクライアントで物理演算を行い、各クライアントへ結果を反映します。