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GLB

virtualcast:setting:graphics:posteffect

バーチャルキャストのポストエフェクト

バーチャルキャストは映像の体験向上のために、ポストエフェクトと呼ばれる映像全体に対するフィルタ効果を付与しています。

ポストエフェクトが有効になる条件

PC版においては、ポストエフェクトはバーチャルキャストの詳細設定「ポストプロセシングを有効にする」選択されているときに有効化されます。Quest版においては、ポストエフェクトは一律で無効です。

付与されているポストエフェクト

この節では、バーチャルキャストが付与するポストエフェクトを列挙します。

Bloom

Bloom は強く発光する領域からの光の漏れ、その柔らかな広がりを演出します。 バーチャルキャストでは、輝度がおよそ 100% を超えるような場合に Bloom が起こります。

Color Grading

Color Grading は有り体に言えば色調補正です。 バーチャルキャストでは次の 2 つの目的をもって Color Grading を行っています。

ひとつは、普通なら白飛びしてしまうような強い光に階調を与えています。 ふたつめは、前者の色調補正によって若干失われるコントラストを復元しています。

バーチャルキャストでの見た目を再現する

VRM や VCI の作成時に「どの程度の明るさにすれば、どの程度 Bloom するのか」など、バーチャルキャスト上での見た目を知りたいという気持ちがあると思います。 ここではバーチャルキャストのポストエフェクトを、自分の Unity Editor 上で再現する方法を提示します。

1. カラースペースの設定

バーチャルキャストはカラースペースに Linear を採用しているので、これに合わせます。 カラースペースは Unity の Project Settings から 設定することができます。

ただし最新版の UniVCI, UniVRM を導入している場合、すでに Linear になっているはずです。

2. Post Processing Stack v2 の導入

ポストエフェクトの見た目を再現するには Post Processing Stack v2 を使用します。 Unity 2018.1 以降のバージョンであれば Package Manager をつかって 容易に導入することができます。

3. 設定ファイルを導入

次のファイルをダウンロードします。

virtualcastpostprocess_2.3.1d.unitypackage

ダブルクリックして、自身の Unity Project で展開します。

Assets/VirtualCastPostProcess/VirtualCast_2.3.1d_PostProcessProfile が設定ファイルです。

これを、シーン上の PostProcess VolumeProfile に適用します。

設定値

参考までに、具体的な設定値を掲載します。

機能 プロパティ
Bloom Intensity 1.0
Threshold 1.0
Soft Knee 0.5
Diffusion 7
Color Grading Mode Custom
Shoulder Strength 0.75
Shoulder Length 1.0
Saturation 0
Contrast 0

2.3.1c まで
機能 プロパティ
Bloom Intensity 1.0
Threshold 1.0
Soft Knee 0.5
Diffusion 7
Color Grading Mode Custom
Shoulder Strength 1.0
Shoulder Length 0.5
Saturation 10
Contrast 10

virtualcast/setting/graphics/posteffect.txt · 最終更新: 2023/07/19 11:57 by numa

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