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コメントの受信を使用した、スタジオで「たらい」または「タライ」とコメントするとタライが降ってくるサンプルVCIです。
T1~T16はgrabできるsubitemを0.01倍のサイズで配置
タライが落下しないように高さ20の所に透明なコライダーを設置(固定)
VCIは動的にアイテムを生成する事ができません。(19/5/24時点)
なので、出現時は遠くに置いておいて、移動して縮尺を戻す事で出現させるように見せます。
今回は高さ20の所に透明なコライダーを設置して、20.05の高さにタライ16個を並べておいてます。
下から上を見た時に見えないようにするため、出現時のタライの縮尺は0.01にしておきます。
subitemの名前はfor文で処理する際に楽な命名にしておきます。
-- 次に落下するタライ番号 local _TaraiNum = 1 --たらい / タライ というコメントで発火 function onMessage(sender, name, message) --コメント内容 print(sender["name"].."「"..message.."」") --「たらい」or「タライ」を含むコメントであればtrue local tarai = false if string.find(message,"たらい") ~= nil then tarai = true end if string.find(message,"タライ") ~= nil then tarai = true end if tarai == true then print("たらいを落とします") local pos = Vector3.__new(0, 5, 0) TraraiFire(pos) end end vci.message.On('comment', onMessage) --posの位置にタライを落とす function TraraiFire(pos) local tarai = "T"..tostring(_TaraiNum) _TaraiNum = _TaraiNum + 1 if _TaraiNum > 16 then _TaraiNum = 1 end pos.y = pos.y + 0.5 * _TaraiNum vci.assets.GetTransform(tarai).SetLocalPosition(pos) vci.assets.GetTransform(tarai).SetLocalScale(Vector3.one) print("タライの落下位置 : "..tostring(pos)) end -- デバッグ用 function onGrab(targe) if targe == "DebugSwitch" then print("デバッグ用スイッチ") local pos = Vector3.__new(0, 5, 0) TraraiFire(pos) end end
スクリプトはコメント受信部分、タライのループ処理部分に分かれています。
--「たらい」or「タライ」を含むコメントであればtrue local tarai = false if string.find(message,"たらい") ~= nil then tarai = true end if string.find(message,"タライ") ~= nil then tarai = true end
ニコ生は同じコメントを連続して打つ事はできません。
なので、VCIでコメント連携する場合、ほぼ部分一致にする必要があります。
部分一致をする場合は string.find()
という関数を使用すると、検索したい文字列が検索対象に含まれてるか判定できます。
ただし、このfind関数の戻り値は、見つかった場合number型、見つからなかった場合nilとなります。
どちらの型にも対応する為に、*find関数がnilでない時(検索できた時)にフラグを立てるようにします。
さらに複雑なパターンに対応したい場合は string型の検索方法まとめ を参考にしてください。
function TraraiFire(pos) local tarai = "T"..tostring(_TaraiNum) _TaraiNum = _TaraiNum + 1 if _TaraiNum > 16 then _TaraiNum = 1 end pos.y = pos.y + 0.5 * _TaraiNum vci.assets.GetTransform(tarai).SetLocalPosition(pos) vci.assets.GetTransform(tarai).SetLocalScale(Vector3.one) print("タライの落下位置 : "..tostring(pos)) end
落下処理は特に工夫なくT1からT16まで順に落としてT1に戻るようにしています。割と自然です。
工夫した点は連続でコメントが来てもSubItemが重ならないようにする為 0.5 * _TaraiNum
で高さをずらすようにしてる点です。
今回は落下位置をVCIの出現位置(x=0, z=0)にしていますが…
・ターゲット用のsubitemを作る
・落下前にプレイヤーの位置調べるsubitemを移動させて、プレイヤーに接触した場合その位置に落とす。
上記の方法で落とす場所も工夫する事ができます。