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vci:component:sdk:subitem [2020/11/13 16:41] j-hirose |
vci:component:sdk:subitem [2022/08/19 18:38] pastatto 掴む→つかむ |
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ライン 1: | ライン 1: | ||
====== VCI SubItem Component (VCISDK) ====== | ====== VCI SubItem Component (VCISDK) ====== | ||
VCI SubItemのコンポーネントについて。\\ | VCI SubItemのコンポーネントについて。\\ | ||
- | SubItemとは、VCIが持てるかどうか、縮尺可能かどうかなどの、基礎的なふるまいを定義するコンポーネントです。\\ | + | SubItemとは、VCIが持てるかどうか、縮尺可能かどうかなどの、基礎的なふるまいを定義するコンポーネントです。 |
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===== VCI Sub Item ===== | ===== VCI Sub Item ===== | ||
SubItemとして使用したいobjectの数だけアタッチします。\\ | SubItemとして使用したいobjectの数だけアタッチします。\\ | ||
- | 動く必要のないオブジェクトでVCIスクリプトによる制御も加えないのであれば、SubItemのコンポーネントは不要です\\ | + | 動く必要のないオブジェクトでVCIスクリプトによる制御も加えないのであれば、SubItemのコンポーネントは不要です |
^ プロパティー ^ 機能 ^ UniVCIバージョン ^ | ^ プロパティー ^ 機能 ^ UniVCIバージョン ^ | ||
- | | Grabbable | チェックを入れるとVCIが掴めるようになります | | | + | | Grabbable | チェックを入れるとVCIがつかめるようになります | | |
- | | Scalable | チェックを入れるとVCIを掴んだ状態で拡縮できるようになります | | | + | | Scalable | チェックを入れるとVCIをつかんだ状態で拡縮できるようになります | | |
| UniformScaling | チェックを入れるとX,Y,Zの比率を維持した拡縮に制限します | | | | UniformScaling | チェックを入れるとX,Y,Zの比率を維持した拡縮に制限します | | | ||
| Attractable | チェックを外すとバーチャルキャスト上で引き寄せ出来なくなります | v0.30以上 | | | Attractable | チェックを外すとバーチャルキャスト上で引き寄せ出来なくなります | v0.30以上 | | ||
| GroupId | 共通のIDを持つVCIの所有権を取得する事ができます | | | | GroupId | 共通のIDを持つVCIの所有権を取得する事ができます | | | ||
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==== Grabbable ==== | ==== Grabbable ==== | ||
- | チェックを入れるとコントローラーでトリガーを押した時に掴める(Grab)ようになります。\\ | + | チェックを入れるとアイテムをつかめる(Grab)ようになります。\\ |
- | また、掴んだ際に[[vci:script:reference:eventfunction|VCIイベント関数]]の onGrab() onUngrab() の実行が可能になります。\\ | + | また、つかんだ際に[[vci:script:reference:eventfunction|VCIイベント関数]]の onGrab() onUngrab() の実行が可能になります。 |
==== Scalable ==== | ==== Scalable ==== | ||
- | チェックを入れると両手でSubItemを持った状態で、両方のトリガーを押しながらひっぱると、VCIの大きさを拡縮する事ができます。\\ | + | チェックを入れると両手でSubItemを持った状態でひっぱると、VCIの大きさを拡縮する事ができます。\\ |
Grabbableが有効な時に設定可能なオプションです。\\ | Grabbableが有効な時に設定可能なオプションです。\\ | ||
+ | 拡縮時の限界値は下記の範囲内になるため、サブアイテムのスケールがこの範囲よりも離れている場合、拡縮時に瞬間的に大きくなったり小さくなったりします。 | ||
+ | ^下限値|0.2| | ||
+ | ^上限値|10.0| | ||
==== UniformScaling ==== | ==== UniformScaling ==== | ||
チェックを入れるとX,Y,Zの比率を維持した拡縮のみに制限します。\\ | チェックを入れるとX,Y,Zの比率を維持した拡縮のみに制限します。\\ | ||
- | (全てのscaleが一様に変化する)\\ | + | (全てのscaleが一様に変化する) |
- | \\ | + | |
- | チェックが外れている場合はVCIを掴んでいる手の動きに応じて、VCIのX,Y,Zの各scaleが変化します。\\ | + | チェックが外れている場合はVCIをつかんでいる手の動きに応じて、VCIのX,Y,Zの各scaleが変化します。\\ |
- | 例えば、Y方向に広げた場合はY方向のscaleのみが変化します。\\ | + | 例えば、Y方向に広げた場合はY方向のscaleのみが変化します。 |
==== Attractable ==== | ==== Attractable ==== | ||
バーチャルキャスト上でSubItemの引き寄せを実行した場合の挙動を指定出来ます。\\ | バーチャルキャスト上でSubItemの引き寄せを実行した場合の挙動を指定出来ます。\\ | ||
- | チェックが外れている場合は、引き寄せることが出来なくなります。\\ | + | チェックが外れている場合は、引き寄せることが出来なくなります。 |
==== GroupID ==== | ==== GroupID ==== | ||
GroupIDは以下のような仕様になっています。\\ | GroupIDは以下のような仕様になっています。\\ | ||
- | 詳細は [[vci:component:sdk:subitem:groupid|GroupIDについて]] を参考にしてください。\\ | + | 詳細は [[vci:component:sdk:subitem:groupid|GroupIDについて]] を参考にしてください。 |
* 初期値は 0 である。 | * 初期値は 0 である。 | ||
* GroupIDが0同士の場合、所有権の変更処理は行われない。 | * GroupIDが0同士の場合、所有権の変更処理は行われない。 | ||
- | * SubItemを掴む(Grab)と所有権を得ることができる。\\ | + | * SubItemをつかむ(Grab)と所有権を得ることができる。 |
- | * 所有権を持っているユーザーのクライアントが物理演算を行い、他のユーザーはその結果を受け取って動かしている。\\ | + | * 所有権を持っているユーザーのクライアントが物理演算を行い、他のユーザーはその結果を受け取って動かしている。 |
- | * 掴んで所有権を得る際に、GroupIDが同じ他のSubItemの所有権が掴んだユーザーに移る\\ | + | * つかんで所有権を得る際に、GroupIDが同じ他のSubItemの所有権がつかんだユーザーに移る |
- | 所有権をもったユーザーのクライアントで物理演算を行い、各クライアントへ結果を反映します。\\ | + | 所有権をもったユーザーのクライアントで物理演算を行い、各クライアントへ結果を反映します。 |
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