[銃VCI①]銃のオブジェクトを準備


このページは
[銃VCI]FPS用の銃VCIを作る
解説ページです。


このページでやることを動画で確認

VCIやロケーションをまだ作ったことがない人

Unity等の必要なソフトのダウンロードをして環境の準備をします。
それぞれのダウンロード方法は下記で確認できます。

詳細な導入の流れは 初めてのVCI作成で解説しています。

手順

1. VCIをバーチャルキャスト内に持ち込めるように器(VCI Object)の準備をします。
Unityを起動したら、VCI Objectを追加するために空のゲームオブジェクトを用意します。
Hierarchyウィンドウで右クリックして「Create Empty」を選択して空のゲームオブジェクトを作成します。

2. VCIをバーチャルキャスト内に持ち込めるように器(VCI Object)の準備をします。

作成した「GameObject」を左クリックして、Inspectorウィンドウで詳細を確認します。
初めに名前をわかりやすいものに変えましょう。

Inspectorウィンドウの一番上の入力欄に、新しく名前を入力します。
ここでは、「Sample_Gun」とします。

次に、Inspectorウィンドウの一番下のAdd Componentから「VCI Object」をクリックしてスクリプトを追加します。
検索欄に「VCI」と入力するとスムーズに見つかります。
VCIパッケージのインストールが終わっていない場合、「VCI Object」が存在しません。
手順に沿って導入まで終わらせましょう。

3. 銃の本体になるものを準備します。

Hierarchyウィンドウで右クリックして「3D Object」、「Cylinder」を選択します。

CubeやCapsileでも作成できますが、このページではCylinderを使用します。

4. VCIを作るうえで必要な「VCI Sub Item」を追加します。

作成した「Cylinder」を左クリックして、Inspectorウィンドウで詳細を確認します。

手順2と同じく、名前をわかりやすいものに変えましょう。
ここでは、「Gun」とします。

次に、Inspectorウィンドウの一番下のAdd Componentから「VCI Sub Item」をクリックしてスクリプトを追加します。

5. Gunを持った時に体と当たらないように設定します。

Inspectorウィンドウに「VCI Sub Item(Script)」が追加されていれば次に進みます。(青丸)

Gun(銃本体)のLayerがDefaultになっているので「25:VCIPickUp」に変更します。
Layerを変更することで銃の当たり判定を変更することが出来ます。

Defaultだとキャラクターに当り判定があるため、銃を握った時に挙動がおかしくなることがあります。
VCIPickUpに変更するとキャラクターとの当たり判定が無くなります。

VCI用のレイヤーに関しては コライダーレイヤーを参照してください。

6. 弾の本体になるものを準備します。

「Hierarchy」で右クリックして「3D Object」、「Sphere」を選択します。
CubeやCapsileでも作成できますが、このページではSphereを使用します。

また、手順4~5同様、名前の変更、VCI Sub Itemの追加、Layerの変更をします。
弾の名前を「Bullet」以外にするとFPS用のVCIで遊べなくなるので注意してください。

弾用に追加したオブジェクトの設定

手順4,5を参考に
名前 : Bullet
Layer : VCIPickUp
「VCI Sub Item」の追加

の3つを設定してください。

このページで作整、設定した物