vci:overview:material

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vci:overview:material [2021/07/14 16:12]
t-daihisa
vci:overview:material [2024/08/19 14:03] (現在)
pastatto 整形
ライン 1: ライン 1:
 ====== VCIで使用可能なMaterial(Shader) ====== ====== VCIで使用可能なMaterial(Shader) ======
 +
  
 VCIで使用可能なShaderは下記の通りです。\\ VCIで使用可能なShaderは下記の通りです。\\
- 
-  * UnlitShader 
-  * [[unity:​shader:​mtoonreference | MToonリファレンス]] 
-  * [[vci:​overview:​material:​standardshader| StandardShader]] 
- 
-===== 概要 ===== 
- 
-VCIで使用可能なShaderは **UniUnlit(Unlit)** **StanderdShader** **Mtoon** の三種類です。 
  
   * UniUnlit(Unlit):テクスチャーの色をそのまま出力し、陰影の計算を行いません。   * UniUnlit(Unlit):テクスチャーの色をそのまま出力し、陰影の計算を行いません。
-  * [[unity:​shader:​mtoonreference|MToon]]:VRM(アバター)でも使用されているトゥーンシェーダーです。アニメ調の質感になります。 
   * [[vci:​overview:​material:​standardshader| StandardShader]]:物理ベースレンダリングに基づいて設計されています。リアルな質感になります。   * [[vci:​overview:​material:​standardshader| StandardShader]]:物理ベースレンダリングに基づいて設計されています。リアルな質感になります。
 +  * [[unity:​shader:​mtoonreference|MToon]]:VRM(アバター)でも使用されているトゥーンシェーダーです。アニメ調の質感になります。
 +
 +<wrap notice right>​⇒ [[https://​developer.virtualcast.jp/​vci-docs/​manual/​material/​index.html|仕様詳細]]</​wrap>​\\
 +
 +バーチャルキャストで主にサポートするShaderは** [[unity:​shader:​mtoonreference|MToon]]** になります。\\
 +StandardShaderに関しては、一部プロパティが対応していないものもあります。\\
 +使用用途によってShaderを使い分けするのが良いでしょう。\\
  
-MToonの詳細については ​[[unity:shader:​mtoonreference|MToonリファレンス]] をご確認ください。\\ +<wrap notice right>​⇒ ​[[https://​developer.virtualcast.jp/​vci-docs/​manual/​material/​shader_comparison.html|シェーダーの比較]]</​wrap>​\\
-StandardShaderに関しては、全てのプロパティが使えるわけではなく、一部対応していないものもあります。\\ +
-StandardShaderのセットアップについては [[vci:​overview:​material:​standardshader| VCIにおけるStandardShader]] を参考にしてください。+
  
 ===== StandardShaderの制限 ===== ===== StandardShaderの制限 =====
ライン 24: ライン 21:
  
   * 出力対象テクスチャはBaseColor,​ Metallic, Normal, Occlusion, Emissionの5種類\\ (セカンダリマップ、ハイトマップは対応していません)   * 出力対象テクスチャはBaseColor,​ Metallic, Normal, Occlusion, Emissionの5種類\\ (セカンダリマップ、ハイトマップは対応していません)
-  * Emissionはポストエフェクトが有効になってないと正しく適用されません。\\ ポストエフェクトを有効にするにはバーチャルキャストの設定で画質を高にする必要があります。 +  * Emissionは[[virtualcast:​setting:​graphics:​posteffect|ポストエフェクト]]が有効になってないと正しく適用されません。\\ ポストエフェクトを有効にするにはバーチャルキャストの設定で画質を高にする必要があります。 
-  * [[virtualcast:​other:​posteffect|バーチャルキャストのポストエフェクト]]+
  
 ===== Shaderの使い分けについて ===== ===== Shaderの使い分けについて =====
ライン 31: ライン 28:
 {{:​vci:​material:​standardunlit.jpg?​direct&​600|}}\\ {{:​vci:​material:​standardunlit.jpg?​direct&​600|}}\\
  
-==== Unlitメリット ====+==== Unlit ==== 
 +<WRAP group> 
 +<WRAP half column>​ 
 +=== メリット === 
 +  * 非常に軽量 
 +  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]の影響を受けない (UIの文字など暗くなってほしくないものに) 
 +  * 陰をテクスチャに直接書き込む等で軽量化できる
  
-  * 処理が非常に軽量である。 +</​WRAP>​ 
-  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]の影響を受けないので、常に一定の表示を保つ事ができる。\\ (文字など表示上必要なオブジェクトは暗くなってほしくないのでunlitが向いて) +<WRAP half column>​ 
-  * 動かなオブジェクトに関してはBlender等で陰をテクスチャに直接書き込む事によって、軽量に陰の表現加え事ができる。+=== デメリット === 
 +  * 単色だとオブジェクトの立体感が無くなる 
 +  * 明度の高いテクスチャを使用すとまぶしい 
 +</​WRAP>​ 
 +</​WRAP>​
  
-==== Unlitのデメリット ==== 
  
-  * 単色やパターンのテクスチャを使用してしまうとオブジェクトの立体感が分からなくなる。 
-  * 動くオブジェクトに陰をテクスチャに描き込んでしてしまうと、動いた時に陰が矛盾してしまう。\\ もしくわ、動いても不自然に見えないような陰を手書きする必要がある。 
-  * 明度の高いテクスチャを使用するとまぶしい。 
  
-==== StandardShaderメリット ====+==== StandardShader ​==== 
 +<WRAP group> 
 +<WRAP half column>​ 
 +=== メリット === 
 +  * リアルな質感の表現が可能 
 +  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]の影響を受ける
  
-  * 正しくマテアルをセットアップれば、リアルな表現可能である。 +</​WRAP>​ 
-  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]のアイムを動かしても、陰矛盾起こらない。 +<WRAP half column>​ 
-  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]を暗すれば、ちゃんと暗くなる。+=== デメリット ​=== 
 +  * Unlitと比較ると処理重い 
 +  * プロパ項目見た目の調整にはPBRShaderの知識が必要
  
-==== StandardShaderのデメリット ==== +</​WRAP>​ 
- +</​WRAP>​
-  * Unlitと比較すると処理が重い +
-  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]の影響を受けてしまうので、[[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]の位置・角度・強さによっては不格好な見え方になってしまう可能性がある。 +
-  * 文字の表示など、UIとしての役割を持ってるオブジェクトには向かない。+
  
-==== VCIでMToonを使用するケース ​====+==== MToon ====
  
-  * UVスクロルを使用したい場合(唯一、UVスクロール対応しています)\\ ​[[unity:​shader:​mtoonsample1|MToonを使用した光の表現]] +  * トゥン調の表現(アウトラインリムライトに対応) 
-  * トゥーン調のVCIを制作する場合 +  * [[virtualcast:​studio:​item:​lightsource|光源]]の影響を受ける 
-  * Matcapを使用したい場合+  * UVスクロール対応 [[unity:​shader:​mtoonsample1|(MToonを使用した光の表現)]] 
 +  * Matcap対応
  
vci/overview/material.1626246730.txt.gz · 最終更新: 2021/07/14 16:12 by t-daihisa

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