SetLocalRotation を使用した角度変更のサンプルです。
VCIが表示されている間、常に処理を実行するには「update」を使用します。
回転運動については、Quaternion.AngleAxisを使って指定した軸の周りを回転させます。
今回はY軸の周りを回転させるように「GetUp()」関数を使います。
参考:Quaternion.AngleAxis
https://docs.unity3d.com/ja/2017.4/ScriptReference/Quaternion.AngleAxis.html
1. 新しくGameObjectを作成し、その中にCubeを子にします。
GameObjectの名前は「Rotation_VCI」としていますが、任意の名前でも可です。
Cubeの名前は「Cube」と指定します。Cubeは地面に貫通しないようY座標を1.0に指定します。
2. GameObjectに「VCI Object」コンポーネントをアタッチし、
Cubeに「VCI SubItem」コンポーネントをアタッチします。
この時、「Rigitbody」コンポーネントもアタッチされます。
重力を使用しないため、「Use Gravity」をOFF、「Is Kinematic」をONにします。
3. GameObjectの「VCI Object」コンポーネントのScriptsのSizeを1に指定し、
Nameに「main.lua」を記入、Sourceに以下スクリプトを記入します。
local cube = vci.assets.GetTransform("Cube") --SubItem名をstring型で挿入します local rotSpeed = 1 --回転速度 function updateAll() -- 所有権にかかわらず全ユーザーで呼び出されます if cube.IsMine then -- 所有者が代表して移動させます cube.SetLocalRotation(Quaternion.AngleAxis( rotSpeed, cube.GetUp() ) * cube.GetLocalRotation()) end end