SetLocalPosition を使用した位置変更のサンプルです。
VCIが表示されている間、常に処理を実行するには「update」を使用します。
また、上下運動については、math.sin関数を使ってふわふわさせます。
ここでは他のユーザーと同期する必要がないため「vci.me(ExportMe)(ローカル情報)」の中にある「FrameCount」を使用します。
「FrameCount」はローカルのクライアントを起動してから今までのフレーム数です。
1. 新しくGameObjectを作成し、その中にCubeを子にします。
GameObjectの名前は「Floating_VCI」としていますが、任意の名前でも可です。
Cubeの名前は「Cube」と指定します。Cubeは地面に貫通しないようY座標を1.0に指定します。
2. GameObjectに「VCI Object」コンポーネントをアタッチし、
Cubeに「VCI SubItem」コンポーネントをアタッチします。
この時、「Rigitbody」コンポーネントもアタッチされます。
重力を使用しないため、「Use Gravity」をOFF、「Is Kinematic」をONにします。
3. GameObjectの「VCI Object」コンポーネントのScriptsのSizeを1に指定し、
Nameに「main.lua」を記入、Sourceに以下スクリプトを記入します。
local cube = vci.assets.GetTransform("Cube") --SubItem名をstring型で挿入します local basePosition = cube.GetLocalPosition() --Cubeの初期座標 local speed = 0.1 --スピード local range = 0.1 --移動範囲 function updateAll() -- 所有権にかかわらず全ユーザーで呼び出されます if cube.IsMine then -- 所有者が代表して移動させます local addPosition = Vector3.__new(0,math.sin(vci.me.FrameCount * speed * range),0) --追加する位置 cube.SetLocalPosition(basePosition + addPosition) end end