ユーザ用ツール

サイト用ツール


vrm:setting:spring

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
最新リビジョン 両方とも次のリビジョン
vrm:setting:spring [2020/02/03 12:07]
miyumiyu
vrm:setting:spring [2022/07/25 17:19]
pastatto URLのリンク切れ修正
ライン 1: ライン 1:
 ====== VRMの揺れ物の設定 ====== ====== VRMの揺れ物の設定 ======
 VRMモデルに揺れもの設定を行うことによって、髪やスカートなどを揺れるようにすることができます。\\ VRMモデルに揺れもの設定を行うことによって、髪やスカートなどを揺れるようにすることができます。\\
-\\ + 
-VRMの細かい仕様については[[https://​vrm.dev/​univrm/​components/​univrm_secondary/|VRMSpringBone]]を参照してください。\\ +<wrap notice right>​⇒ ​[[https://​vrm.dev/​univrm/​springbone/​univrm_secondary.html|VRMSpringBone]]</​wrap>​\\ 
-\\ +
----- +
-\\+
 ===== 髪の毛を揺らしてみる ===== ===== 髪の毛を揺らしてみる =====
  
 今回は髪の毛を揺らしてみます。\\ 今回は髪の毛を揺らしてみます。\\
-\\ + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_001.png?​300|}}\\+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_001.png?​300|}} 
 VRMモデルをSceneに配置してHierarchyを確認すると、「secondary」があるので、選択してみましょう。\\ VRMモデルをSceneに配置してHierarchyを確認すると、「secondary」があるので、選択してみましょう。\\
  
-----+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_003.png?​300|}}
  
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_003.png?​300|}} 
 Inspectorウィンドウを開くと「VRM Spring Bone」というスクリプトが入っています。\\ Inspectorウィンドウを開くと「VRM Spring Bone」というスクリプトが入っています。\\
-\\ 
 「RootBones」の項目に適用するボーンを設定できます。\\ 「RootBones」の項目に適用するボーンを設定できます。\\
-\\ 
 Root Bonesを展開するとSizeの項目があるので、ここでは試しに「2」と入力しておきます。\\ Root Bonesを展開するとSizeの項目があるので、ここでは試しに「2」と入力しておきます。\\
  
-----+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_004.png|}}\\
  
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_004.png|}}\\ 
 今回は髪を揺らしてみたいので「Element 0」「Element 1」にそれぞれ「hair3_L」「hair3_R」を指定します。\\ 今回は髪を揺らしてみたいので「Element 0」「Element 1」にそれぞれ「hair3_L」「hair3_R」を指定します。\\
  
-----+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_005.png|}}\\
  
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_005.png|}}\\ 
 1の再生ボタンを押し、2のSceneボタンを押します。\\ 1の再生ボタンを押し、2のSceneボタンを押します。\\
 Hierarchyから親になっているAlicia_solidを選択し、シーン上で動かしてみると揺れものが髪に適応されているのがわかります。\\ Hierarchyから親になっているAlicia_solidを選択し、シーン上で動かしてみると揺れものが髪に適応されているのがわかります。\\
-\\ + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_001.mp4?​450 |}}\\ +{{:​モデル作成:​vrmspringbone_001.mp4?​450 |}} 
-\\ + 
----- +<WRAP group></​WRAP>​ 
-\\+ 
 + 
 ===== 当たり判定(コライダー) ===== ===== 当たり判定(コライダー) =====
  
 このままでは髪の毛が揺れた際に身体を貫通してしまうので、次は当たり判定を設定しましょう。\\ このままでは髪の毛が揺れた際に身体を貫通してしまうので、次は当たり判定を設定しましょう。\\
 今回は髪の毛が腕を貫通しないように設定してみたいと思います。\\ 今回は髪の毛が腕を貫通しないように設定してみたいと思います。\\
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_006.png|}}\\+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_006.png|}}\\ 
 Hierarchyから「elbow_L」を選択し、Inspectorから「Add Component」をクリック。\\ Hierarchyから「elbow_L」を選択し、Inspectorから「Add Component」をクリック。\\
----- + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_010.png?​300|}}+ 
 +{{:​モデル作成:​vrmspringbone_010.png?​300|}} 
 フィルター部分に「spring bone」と入れると2つ残るので、「VRM Spring Bone Collider Group」を選択。\\ フィルター部分に「spring bone」と入れると2つ残るので、「VRM Spring Bone Collider Group」を選択。\\
 同様の設定を「elbow_R」にも適応します。\\ 同様の設定を「elbow_R」にも適応します。\\
----- + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_009.png?​300|}}\\+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_009.png?​300|}}\\ 
 secondaryのInspectorから「Collider Groups」のsizeを「2」に設定し「Element 0」「Element 1」にそれぞれ「elbow_L」「elbow_R」を指定します。\\ secondaryのInspectorから「Collider Groups」のsizeを「2」に設定し「Element 0」「Element 1」にそれぞれ「elbow_L」「elbow_R」を指定します。\\
 ここまで設定したら、先程と同じように画面上部の再生ボタン、Sceneタブと押して画面を切り替えます。\\ ここまで設定したら、先程と同じように画面上部の再生ボタン、Sceneタブと押して画面を切り替えます。\\
ライン 55: ライン 55:
 Hit Radiusの数値を大きくすると当たり判定が大きくなっていくため、一定以上大きくした時点で髪の毛が当たり判定にぶつかって浮いていけばコライダーの設定は出来ていることが確認できます。 Hit Radiusの数値を大きくすると当たり判定が大きくなっていくため、一定以上大きくした時点で髪の毛が当たり判定にぶつかって浮いていけばコライダーの設定は出来ていることが確認できます。
  
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_002.mp4?​450 |}} +{{:​モデル作成:​vrmspringbone_002.mp4?​450 |}} 
-\\ + 
----- +<WRAP group></​WRAP>​ 
-\\+
 ===== パラメーターについて ===== ===== パラメーターについて =====
  
 ここでは揺れものの挙動を変化させる3つのパラメーターについて簡単に説明します。\\ ここでは揺れものの挙動を変化させる3つのパラメーターについて簡単に説明します。\\
-\\ + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_003.mp4|}}\\+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_003.mp4|}}\\
 Stiffness Force\\ Stiffness Force\\
 剛性です。もとに戻る強さを設定します。\\ 剛性です。もとに戻る強さを設定します。\\
-\\ + 
----- +{{:​モデル作成:​vrmspringbone_004.mp4|}}\\ 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_004.mp4|}}\\+
 Gravity Power\\ Gravity Power\\
 重力の強さです。\\ 重力の強さです。\\
----- + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_005.mp4|}}\\+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_005.mp4|}}\\
 Gravity Dir\\ Gravity Dir\\
 重力の力の向きを設定します。\\ 重力の力の向きを設定します。\\
----- + 
-\\ + 
-{{ :​モデル作成:​vrmspringbone_006.mp4|}}+{{:​モデル作成:​vrmspringbone_006.mp4|}} 
 Drag Force\\ Drag Force\\
 抵抗です。強くすれば動きが鈍くなり、弱くすれば軽くなります。\\ 抵抗です。強くすれば動きが鈍くなり、弱くすれば軽くなります。\\
-\\ +
----- +
-\\+
 以上で揺れもの設定についての簡易チュートリアルは終わりです。 以上で揺れもの設定についての簡易チュートリアルは終わりです。
vrm/setting/spring.txt · 最終更新: 2022/09/05 18:02 by pastatto

ページ用ツール