VCIアイテムがHMDの角度によって見えたり消えたりする場合は、多くの場合はカリング処理が原因となります。
バーチャルキャスト Ver 2.1.2b以前では、SkinnedMeshRendererが画面外にあったとしてもアニメーションを更新して描画を行う設定でした。
(具体的には、【updateWhenOffscreen】がtrueの状態です)
バーチャルキャスト Ver 2.1.2bからはVCI全体で【updateWhenOffscreen】がfalseと設定されております。
(描画負荷も含めて全体的なパフォーマンス改善の為)
そのため、Ver 2.1.2b以前では問題なく表示されていたVCIも適切なSkinnedMeshRendererの設定を行っていない場合、カリング処理により消えたり、チラつくなど症状が発生致します。
VRMモデルをVCI化を行い、アニメーションでVCIを動かした場合、一部のメッシュが消える
(SkinnedMeshRendererのRootBoneが【root】と設定され、アニメーションを行ってもRootBoneの位置が動かない為、カリング処理で一部メッシュが消える)
SkinnedMeshRendererのRootBoneを適切なボーン(アニメーションに追従し、位置が移動するボーン)に設定を行う