====== VCIスクリプトの開発環境の導入 ======
VCIスクリプトの作成には、**VSCode**の使用を推奨しております。\\
VSCodeを使用することで、以下のことが可能です。
* Lua言語によるスクリプトを作成
* バーチャル空間でのリアルタイムコーディング(スクリプトを書き換え)
* デバッグ
===== 必要なファイル =====
下記ファイルのダウンロードおよびインストールが必要になります。
* [[https://code.visualstudio.com/|Visual Studio Code (VSCode)]]
* [[https://www.java.com/ja/download/help/download_options.xml|Java]]
==== VSCode ====
**[[https://code.visualstudio.com/|VSCode]]**とはMicrosoft社が提供するオープンソースのテキストエディタです。([[https://ja.wikipedia.org/wiki/Visual_Studio_Code|Wikipedia]])\\
VCIのスクリプトを作成する際に使用します。
==== Java ====
**[[https://www.java.com/ja/download/help/download_options.xml|Java]]**は、VSCodeの入力補助機能を有効にするプラグインを実行する為に必要です。
===== VSCodeで入力補助を有効にする =====
==== Luaの入力補助を有効にする ====
{{:vscode:emmylua.png?direct&600|}}
**※先にJavaをインストールした後、念のためPCを再起動してください。**
VSCodeを立ち上げます。\\
左のバーにある四角いアイコン(拡張機能)を押して拡張機能のウィンドウを開いてください。\\
(Windowsなら[Ctrl + Shift + X]を押して拡張機能のウィンドウが開けます)\\
検索バーで[EmmyLua]と入力し、プラグインを追加してください。\\
Luaの入力補助が有効になります。
==== VCIの入力補助を有効にする ====
これまでVCIを利用したことが無い場合、**バーチャルキャストでVCIを読み込んで1度出現させてください。**\\
バーチャルキャストの実行時に作成されるフォルダーとファイルが必要な作業になります。
**1. VSCodeを立ち上げて[ファイル > フォルダーを開く] からフォルダーを開きます。**
C:/Users/_USER_/AppData/LocalLow/VirtualCast/VirtualCast
上記のパスにある[EmbeddedScriptWorkspace]フォルダーを開きます。\\
※''_USER_''の部分はパソコンに設定されたユーザーネームです。
{{vscode:luapath.png?direct|}}
**AppDataフォルダーが非表示になってる場合**
エクスプローラーオプション(フォルダー設定)から[表示 > 隠しファイル]にチェックを入れてください。
{{ vscode:vci_sample_folder.png?direct&250 }}
**2. VSCode側で[types.lua]と[template.lua]が読み込まれていれば、VCIの入力補助が有効になります。**
{{vscode:vci_vscodeinterisensu.png?direct&400|}}
**フォルダー展開時のダイアログ**
VSCodeは初期設定で制限モードになっているため、フォルダーを開いた際に次のようなダイアログが表示されます。\\
上記フォルダーに危険性はありませんので「信頼します」を選択してください。
{{ vscode:vci_security.png?direct&250 }}
VCIスクリプトの開発環境の導入までを解説しました。
⇒ [[vscode/debugger]]\\