~~NOTOC~~ ====== 身長測定 ====== 正しい身長を設定することで[[virtualcast/operation/avatarcalibration|キャリブレーション]]時に座っていても直立時の状態の身長になります。\\ この仕様により、どの体勢でもリアルのプレイヤーの身長に応じた正しい立体感を得ることができます。\\ ※[[virtualcast/controller/vivetracker|フルボディトラッキング]]時は座らずに直立してキャリブレーションすることを推奨します。 {{ :virtualcast:operation:heightmeasurement.png?600 }} ===== 設定方法 ===== * **スタジオ:[[virtualcast:studio:ringmenu:system#身長設定]]** * **ルーム:[[virtualcast:room:ringmenu:system:motion_filter#身長設定]]** * **HMD を被る前のウインドウ(Steam版のみ)** * **初回起動時(Quest版のみ)** {{ :virtualcast:operation:heightsettings.jpg?600 }} ===== 体勢を変更した場合 ===== リアルでの体勢を変更した場合、次のようなタイミングでVR内での体勢が変わります。 * 起動して最初にキャラクターが適用されるとき * リングメニューの「キャラクター変更」からキャラクターを変更したとき * リングメニューの「システム → キャラクター再読込」を選択したとき ===== 詳しく知りたい ===== バーチャルキャストはキャラクター変更時に、**リアルのプレイヤーとバーチャルのキャラクターの身長差を吸収する処理**を行っています。\\ この処理の結果として腕の動きの対応を取れたり、身体の大きさや視界の正しい立体感を得ることができています。 この処理を正しく行うにはリアルのプレイヤーの身長が必要です。\\ 以前は**キャラクター変更時の HMD の高さ**を元に推定していました。\\ しかしこれには不都合なパターンがあります。\\ たとえば座ってキャラクター変更をすると、実際の身長よりも小さな身長だと推定してしまうのです!\\ これでは、正しい腕の動きも立体感も得ることができません。 そこで、身長設定の項目を追加し、この数値を基に身長差を吸収する処理を行うことにしました。\\ したがって**キャラクター変更時に直立姿勢を取る必要が無くなりました**。 ただしフルボディトラッキングのときは変わらず、キャラクター変更時に T ポーズを取る必要があります。\\ フルボディトラッキングのトラッカーは重量が重く不安定なため、毎度装着位置が変わる可能性が高いからです。