====== VirtualCast1.5.6a VCI更新(メッセージ) ======
メッセージシステムを更新しました。

メッセージシステムには以下の機能があります。

  * VCIからVCIへメッセージを飛ばす
  * 飛んできたメッセージを受信する
  * システムのコメントを受信する

===== 実装済みのメッセージ =====

^ バージョン ^ name ^ 内容 ^
| 1.5.4a | 任意の文字列 | VCIスクリプトから送信(vci.message.Emit)されたメッセージです |
| 1.5.6a | comment | システムから送信されたコメントメッセージです |

===== コメントをデバッグログに表示する =====

<file lua main.lua>
function onMessage(sender, name, message)

    -- ユーザー名
    print(sender["name"])

    -- コメント本文
    print(message)
end
 
vci.message.On('comment', onMessage)
</file>

**sender["name"]**に代入されるのは以下の値になります。\\

  * ユーザーネームが代入されます。\\
\\
**message**に代入されるのは以下の値になります。\\

  * コメント本文が代入されます。

===== メッセージを受信する(vci.message.On) =====

受信関数は３つの引数を受けます。

  * sender: 送信者情報
  * name: メッセージの名前
  * message: メッセージの内容

<file lua main.lua>
function onMessage(sender, name, message)   
    for k, v in pairs(sender) do
        print(k .. ":" .. v)
    end
    print(name)
    print(message)
end

-- vciアイテムのメッセージを受け取る場合
vci.message.On('MSG_NAME', onMessage)

-- コメントを受け取る場合
vci.message.On('comment', onMessage)
</file>

==== コメントメッセージの受信 =====

<file lua main.lua>
function onMessage(sender, name, message)   
end
</file>

^ 引数 ^ 内容 ^
| sender["name"] | 送信者の名前 |
| sender["type"] | 送信者の種類 |
| name |  |
| message | メッセージの本文 |

<file lua main.lua>
{
   type: "comment"
   name: "コメントを送ったuserの名前"
}
</file>

senderは上記のような構造になります。\\
sender["name"]は送信者の名前、sender["type"]は送信者の種類を意味します。

==== vciメッセージの受信 =====

<file lua main.lua>
function onMessage(sender, name, message)   
end
</file>

senderは以下のようになります。
<file lua main.lua>
{
   type: "vci"
   name: "vciの名前"
}
</file>

name は、vci.message.Emit の第1引数です。

message は、vci.message.Emit の第２引数です。

===== vciメッセージを送る(vci.message.Emit) =====

  * メッセージを送信します。
  * メッセージは、自分自身を含む全ユーザーの全VCIに送信されます。

<file lua main.lua>
function onUse(self)
    -- メッセージ名: MSG_NAME
    -- メッセージの内容: 1
    vci.message.Emit('MSG_NAME', 1)
end
</file>