====== VCIでアニメーションを使う際の注意 ====== * VCIのアニメーションには**設定できるキーに制限があります。** * **UnityのコンポーネントをAnimationclipを経由して制御する** という事はできません。 * VCIにおいては、制御したい事はVCIスクリプト(Lua)から制御しましょう。 ===== VCIのアニメーションクリップでキーに設定できるもの ===== * transform の position * transform の rotation * transform の scale * BlendShape **※他のコンポーネントのパラメータを設定しても、VCIに書き出した段階で引き継がれません。** ===== 何故一部のキーしか保存できないのか? ===== アニメーションというのは記録・再生する媒体、記録する対象によって多種多様な構造になります。\\ 人の動きのアニメーションファイルで、車のレースが再生できないように、それぞれは固有のアニメーションになります。 その為、**VCIにおけるアニメーションはUnityにおけるアニメーションと異なります。**\\ 例えば、VCIに含める事のできないデータのアニメーションを持っていても意味はありませんが、VCIはUnityの全てを記録できるデータ形式ではありません。 つまり、**Unity上のアニメーションクリップのキーに設定できるデータは多種多様ですが、実際にVCIで使用できるデータ**とは異なるわけです。\\ なのでアニメーションクリップのキーに設定したのにVCIで動かせないという事が発生します。 ===== Animationを使用する際のフロー ===== 時間経過がきっかけとなって処理される→NO→Luaを使って制御する\\ ↓YES\\ 処理の内容がオブジェクトの動きである→NO→Luaを使って制御する\\ (移動・回転・スケール・ブレンドシェイプ)\\ ↓YES\\ Animationclipを使用して制御する