====== 物体を常に上下運動させる(positionの変更) ====== [[https://developer.virtualcast.jp/vci-docs/api/classes/ExportTransform/SetLocalPosition.html|SetLocalPosition]] を使用した位置変更のサンプルです。 === サンプルデータ === https://virtualcast.jp/products/261f816bcc4148a436b964d88691876721852a93d3b904300ec233ac2d16ff3d {{ :vci:sample:transform:floating_vci.zip |}} ===== コンポーネント設定 ===== 各コンポーネントの設定は以下を参照してください。 {{vci:sample:transform:update_1_1.png?800|}} ===== 手順 ===== VCIが表示されている間、常に処理を実行するには「update」を使用します。 また、上下運動については、math.sin関数を使ってふわふわさせます。\\ ここでは他のユーザーと同期する必要がないため「vci.me(ExportMe)(ローカル情報)」の中にある「**FrameCount**」を使用します。 「FrameCount」はローカルのクライアントを起動してから今までのフレーム数です。 1. 新しくGameObjectを作成し、その中にCubeを子にします。\\ GameObjectの名前は「Floating_VCI」としていますが、任意の名前でも可です。\\ Cubeの名前は「**Cube**」と指定します。Cubeは地面に貫通しないようY座標を1.0に指定します。 2. GameObjectに「**VCI Object**」コンポーネントをアタッチし、\\ Cubeに「**VCI SubItem**」コンポーネントをアタッチします。\\ この時、「Rigitbody」コンポーネントもアタッチされます。\\ 重力を使用しないため、**「Use Gravity」をOFF、「Is Kinematic」をON**にします。 3. GameObjectの「VCI Object」コンポーネントのScriptsのSizeを**1**に指定し、\\ Nameに「main.lua」を記入、Sourceに以下スクリプトを記入します。 ===== VCIスクリプト ===== local cube = vci.assets.GetTransform("Cube") --SubItem名をstring型で挿入します local basePosition = cube.GetLocalPosition() --Cubeの初期座標 local speed = 0.1 --スピード local range = 0.1 --移動範囲 function updateAll() -- 所有権にかかわらず全ユーザーで呼び出されます if cube.IsMine then -- 所有者が代表して移動させます local addPosition = Vector3.__new(0,math.sin(vci.me.FrameCount * speed * range),0) --追加する位置 cube.SetLocalPosition(basePosition + addPosition) end end