====== [LocVCIEx①]階段や坂の作成方法 ====== このページは[[vci/sample/location|ロケーションVCIチュートリアル]]です。 ===== 手順 ===== 今回は**Box Collider**を使用するやり方を説明します。\\ メッシュを利用した**[[vci:component:unity_meshcollider|MeshCollider]]**を使用することも出来ます。 **1. 階段を準備します。** \\ UnityのSceneに階段にしたいものを用意します。\\ 今回はUnityのCubeで階段を作成します。\\ UnityのCubeを作成する方法は[[vci/sample/location/02]]で確認してください。 {{ :vci:sample:location:myroom26.png?400|}} **2. 階段のコライダーを全て削除します。** \\ UnityのCubeは、デフォルトでBox Colliderがついています。\\ 見た目は階段ですが、Colliderを坂のように設定します。\\ そうすることでジャンプをしなくても登れるようになります。 Colliderを削除したいオブジェクトを選択して、Box Colliderの「︙」を選択してRemoveComponentします。\\ また、オブジェクトの数が多い場合は「Ctrl+左クリック」又は「Shift+左クリック」でまとめて選択してからBox Colliderの「︙」を選択してRemoveComponentすることで一括で削除できます。 {{ :vci:sample:location:myroom27.png?400|}} {{ :vci:sample:location:myroom28.png?400|}} **3. Colliderを新しく設定するために空のゲームオブジェクトを作成します。** \\ Hierarchyウィンドウで右クリックして「Create Empty」を選択して空のゲームオブジェクトを作成します。\\ ここでは、階段のGameObjectの子に設定しています。 {{ :vci:sample:location:myroom29.png?400|}} **4. Colliderを設定します。** \\ 作成した「GameObject」を左クリックして、Inspectorウィンドウで詳細を確認します。\\ 初めに名前をわかりやすいものに変えましょう。\\ Inspectorウィンドウの一番上の入力欄に、新しく名前を入力します。\\ ここでは、「StairsCollider」とします。\\ 次に、Inspectorウィンドウの一番下のAdd Componentから 「Box Collider」をクリックしてスクリプトを追加します。\\ 検索欄に「Box」と入力するとスムーズに見つかります。 {{ :vci:sample:location:myroom30.png?400|}} **5. Colliderの大まかな位置を設定します。(コピー)** \\ 階段の真ん中あたりのオブジェクトを選択して、InspectorウィンドウでTransfprmの「︙」をクリックし、Copy Componentを選択します。\\ これで階段の真ん中のTransfprmの情報をコピーできました。 {{ :vci:sample:location:myroom31.png?400|}} **6. Colliderの大まかな位置を設定します。(ペースト)** \\ 3で作成した「StairsCollider」を選択して、InspectorウィンドウでTransfprmの「︙」をクリックし、Paste Componentを選択します。 これで階段の真ん中の位置にColliderが設定されました。 {{ :vci:sample:location:myroom32.png?400|}} **7. Colliderの調整** \\ 階段にそってColliderが出来るようにTransformを調整します。\\ 上はなるべく凹凸がないように(※1)、下は地面にうまるように設定(※2)することがポイントです。 {{ :vci:sample:location:myroom33.png?400|}} **8. レイヤーの設定** \\ 最後に、作成したColliderのレイヤーを「24:Location」に設定して完了です。\\ 角度をつけすぎると登れないので注意してください。 {{ :vci:sample:location:myroom34.png?400|}} ^[[vci/sample/location|ロケーションVCI Top]]^^ ^次のページ| [[vci/sample/location/07]] |