====== VCI SpringBone ====== VCISpringBoneとは、VCIで揺れモノを表現するためのコンポーネントです。 VCISpringBoneは、[[https://vrm.dev/univrm/springbone/univrm_secondary.html|VRMSpringBone]]をベースとしているので、VRMSpringBoneと同じように設定できます。ただし、VCISpringBoneのコライダーは、Unity標準のSphereColliderを使います。 * VCISpringBoneの作成には[[https://github.com/virtual-cast/VCI/releases | VCI v0.25]]以降が必要です。 * Webのアイテム画面ではVCISpringBoneの動作確認はできません。 ===== 導入方法 ===== VCIObjectがアタッチされたGameObjectのインスペクタにVCISpringBoneを追加してください。 {{:vci:sdk:springbone:vci_springbone01.png?400|}} エクスポート可能なVCISpringBoneは**1つ**のみです。複数のVCISpringBoneには対応していません。 また、VCISpringBoneはVCIObjectがアタッチされたGameObject以外にはアタッチできません。 ===== パラメータ ===== {{:vci:sdk:springbone:vci_springbone02.png?400|}} ^ パラメータ名 ^ 説明 ^ | Draw Gizmo | エディタでギズモを表示するかどうか | | Gizmo Color| ギズモの色 | | Stiffness Force| 揺れものの固さ(値を小さくするほど元の形に戻りにくくなる) | | Gravity Power | 重力 | | Gravity Dir | 重力方向 | | Drag Force | 抗力(値を小さくするほど抵抗が減る) | | Center | 揺れものの中心オブジェクト | | Root Bones | 揺れもののリスト | | Hit Radius | 当たり判定の半径 | | Collider Objects | 揺れものに影響を与えるオブジェクトのリスト | === Root Bones === 揺れモノのGameObjectを設定します。 GameObjectには子のGameObjectを繋げることができます。 1つのRootBoneに対して設定できるGameObjectは**10個**までです。 RootBoneは**10個**まで追加可能です。全部で**100個**のGameObjectを揺れモノの対象に設定できます。 RootBoneが入れ子状態になっているとエクスポートできません(RootBoneの子が、RootBoneに入っている等)。 **VCISpringBoneは、RootBone以下の個々のオブジェクト間の距離を元に計算を行うため、オブジェクト間の距離が0の場合や離れすぎている場合は、正常に動作しないことがあります。** === Collider === 揺れモノに影響を与えるオブジェクトを設定します。 Colliderには、SphereColliderがアタッチされたGameObjectを追加できます。 SpereCollider以外のコライダーは無効です。 Colliderは**10個**まで追加可能です。 ===== サンプル ===== [[vci:sample:springbone:springbonetest|]]にサンプルがあります。