====== VCI PlayerSpawnPoint ====== * VCIPlayerSpawnPoint の作成には[[https://github.com/virtual-cast/VCI/releases | VCI v0.28]]以降が必要です。 * Webのアイテム画面では VCIPlayerSpawnPoint の動作確認はできません。 ===== 何をするためのコンポーネントか ===== Player(演者) がスタジオに入った際の**出現位置を指定するためのコンポーネント**です。 Room においては、**「リスポーン」を行った際の再出現位置の指定**を兼ねています。 VCIPlayerSpawnPoint がアタッチされた GameObject の Transform によって、Player の出現位置, 回転を指定します。 Player は、スタジオに入ったタイミングでいずれかの PlayerSpawnPoint と紐づけられ、 指定された位置, 回転で出現します。 **ロケーションVCIとして読み込んだ場合にのみ**機能します。 ===== 導入方法 ===== VCIObject がアタッチされた GameObject 下のいずれかの階層にある GameObject に VCIPlayerSpawnPoint をアタッチしてください。 {{:vci:sdk:playerspawnpoint:playerspawnpointsample1.png?400|}} 1つの VCI に複数追加することができます。 1つの GameObject にアタッチできる VCIPlayerSpawnPoint は1つです。 ===== 位置、回転の指定 ===== VCIPlayerSpawnPoint がアタッチされた GameObject の Transform(Position, Rotation のみ) で、 紐づけられた Player の出現位置, 回転を指定します。 * Rotation X, Z が 0 でない場合は検証ではじかれます。 * Position Y が 0 でない場合は検証ではじかれます(VCI v0.30以前では)。 * Position Y はスタジオでは適応されず、Roomでのみ適応されます(VCバージョン2.0.0a以降)。 === 注意 === 上階層の GameObject の位置, 回転の影響を受けるため、 正しく設定したのに検証ではじかれる場合は、上の階層に意図しない移動, 回転が加えられていないか確認してください。 ===== パラメータ ===== ^ パラメータ名 ^ 説明 ^ | Order | Player と紐づけられる優先順位 | | Radius| 出現位置のばらつき範囲 | ==== Order ==== * スタジオに入った Player と紐づけられる優先順位です。 * 値が小さいほど優先順位が高くなります(後述の Order 0 は例外)。 * 同一 Order を複数指定した場合、その Order 内で個数分ランダムな順番で紐づけられます。 * 小さい Order と紐づいている Player がスタジオからいなくなった場合、次に入ってきた Player はいなくなった Player の Order と紐づけられます。 == Order 0 == * Order 0 を指定した場合、優先順位が最低になり、**他に紐づけられる Order がなかった時、常に紐づけられます**。 * 一つの Order 0 地点に何人でも紐づけられます。 * Order 0 を複数指定した場合、ランダムな Order 0 地点と紐づけられます。 * Order 0 を指定せず、他に紐づけられる Order がなかった時、Player は原点に出現します。 ==== Radius ==== VCIPlayerSpawnPoint の Position を原点として、 その原点からXZ平面上に半径 Radius 内のランダムに散らした位置に、 紐づけられた Player が出現するようになります。 * Roomでは適応されません。