====== MToonのエミッションを使用して光るアセットを作成する ====== ここでは光るアイテムの作成方法(エミッションの設定)について説明します。 * [[unity:shader:mtoonreference | MToonリファレンス]] * [[virtualcast:setting:graphics:posteffect| バーチャルキャストのポストエフェクト]] ===== エミッションとは ===== {{:unity:shader:emission.jpg?direct&600|}} エミッションを設定されたオブジェクトは発光するので、周囲の環境が暗くても暗くなりません。\\ (暗くても明度が落ちない)\\ なので、画面効果のブルームがかかると発光しているように見えます。 VirtualCastはアップデートでポストエフェクトが追加され、\\ アイテム(VCI)でもMToonが使えるようになった為、光るアイテムを作る事ができるようになりました。 ===== MToonでエミッションを設定する ===== {{:unity:shader:mtoonemission.jpg?direct&600|}} MToonでエミッションを使用するには、Emissionの項目で発光させたい**カラー**と、**マスク**を設定します。 カラーは**HDR(ハイダイナミックレンジ)**で指定します。 通常カラーはRGBに0~1の値を格納しますが、HDRではRGBに1以上の値を格納することで、1を超えた値の分だけ発光します。 マスクとは特定の領域の表示情報を設定したもので、主に白黒やグレースケールの画像が使用されます。\\ テクスチャのUV座標に対応しているので、光らせたい部分が**白**、それ以外が**黒**となっている画像を用意します。\\ このとき、光らせたい色を着色することで、その色に光らせることも出来ます。 ===== サンプルファイル ===== {{ :unity:shader:nekomimiheadnhoho.zip |}} ※MToonは含まれてないので、別途VCIのパッケージを導入してください。 [[https://virtualcast.jp/products/080e52496879887b8aba8ea8d54691a6c3a4cd189561dbadbb1e57cf0802ac88]]